ブックタイトル横手市「横手の雪まつり」2015
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横手市「横手の雪まつり」2015
横手は雪国の中でも有数の豪雪地帯です。この横手で2月15日、16日に開催される「かまくら」は、雪室の中に神座を設けて水神様を祀り、中で子どもたちが甘酒を飲んだりお餅を焼いたりして遊ぶ民俗行事で、およそ420年の歴史があります。 藩政の頃、武家の住んでいる内町では、旧暦1月14日の夜、四角い雪の壁を作り、その中に門松やしめ縄などを入れ、お神酒や餅を供えてから燃やし、災難を除き子どもの無事成長を祈った左義長のかまくらを作り、鎌倉大明神を祀っていました。一方、商人の住んでいる外町では、町内の井戸のそばに雪穴を作り、水神様(おしずの神さん)を祀り、良い水に恵まれるようにと祈りました。これに、当時から子どもたちの遊びの中にあった雪遊びが混ざり、さまざまな変遷を経て、現在の「かまくら」になったと伝えられています。静かまくら1