ブックタイトル秋田デスティネーションガイド2013
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秋田デスティネーションガイド2013
食 日本有数の米どころ秋田だからこそ、普及したのが米麹を使った発酵調味料。野菜や魚などを麹、味噌などに漬けて保存する方法が発達し、冬の厳しい秋田を支えてきました。 さらにいぶりがっこ、しょっつる、納豆、ハタハタ寿司など、秋田を代表する郷土食には「発酵食品」がずらり。どれも手間のかかる手仕事で作られますが、秋田では今でも頑固なまでに、その技が守り伝えられ、伝統の味として食卓にあがるのです。 中でも人気を集める「いぶりがっこ」は、冷水で大根を洗い、室内に吊して火と熱と煙で干し上げるのですが、そこからさらに米糠に漬け込む作業を経てようやく「いぶりがっこ」になります。 「がっこ(漬物)」をお茶請けに、おしゃべりを楽しむのが秋田式ティータイム「がっこ茶っこ」。話がはずまない訳がありません。 誰かを笑顔にするために、手間を惜しまず作られたお料理をいただくなんて、それこそ極上の贅沢。ココロとカラダが喜ぶ本当のごちそうですよね。創作しょっつる料理(写真は秋田市の伊太利亜酒場「オステリア アルカ」)先人の知恵を受け継ぐ豊かな食文化。じっくりと手間と時間をかけて作るから、ココロとカラダが喜ぶごちそうになるんです。08