ブックタイトル横手市「防災パンフレット」2012年5月

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概要

横手市「防災パンフレット」2012年5月

被 害 想 定1 想定の地震2 被害想定 過去に市周辺で発生した歴史的地震や周辺に存在する活断層及び将来の地震発生に関する学術的知見を集約して、以下の地震を想定地震としました。秋田県では現在、東日本大震災を教訓に、地震被害想定の全面的な見直しを行っております。新しい被害想定は、平成25年度に公表される予定です。 歴史上1896年に美郷町、大仙市等の仙北平野の中央部に大きな被害をもたらしたマグニチュード7.2と推定されている千屋地震断層などを出現させた地震で、予想震度は震度6強(横手、山内、大雄)、震度6弱(増田、平鹿、雄物川、大森、十文字)です。(1)陸羽地震モデル 陸羽地震と強首地震における液状化危険度分布は次ページの図が示すように、横手地域を流れる横手川と大戸川を中心に広範囲にわたり被害が発生すると予測されています。(1)液状化の予測建築物の被害は、震度、液状化、火災による被害を想定しました。なお、被害程度の定義は以下によります。 大破 : 倒壊、または現状のままでは住めない状況。 中破 : そのままでも住める状態であるが、かなりの修復を必要とする状況。(2)建物被害の予測居住人口(平成17年国勢調査)を対象として以下の人的被害を予測しました。死 者:地震の震度による構造物の倒壊に伴う圧死など、地震による直接的な影響による死者で、避難所で体調を崩し    ての病死などは含みません。重傷者:入院が必要とされる程度のけがを負った人。軽傷者:入院は必要としない程度のけがを負った人。実際に病院で手当を受ける割合は3割程度で、7割は家庭内で処    置が可能な程度。被災者:地震によって住む家を失った人々。全壊、大破、半壊、中破、焼失した家屋に住んでいた人々。(3)人的被害の予測 1914年に横手盆地とその西の雄物川流域を中心に被害をもたらした地震で、震央位置は大仙市の北部。マグニチュードは7.1とされ、予想震度は震度6強(横手、平鹿、雄物川、大森、十文字、大雄)、震度6弱(増田、山内)です。(2)強首地震モデル建築物の被害予測(陸羽地震モデル・平成18年度固定資産税賦課データに基づく)地震名構 造棟 数大 破 棟 数中 破 棟 数陸 羽強 首陸 羽強 首木 造非木造木 造非木造71,747棟4,918棟71,747棟4,918棟23,677棟(33.0%)118棟(2.4%)44,995棟(62.7%)152棟(3.1%)24,753棟(34.5%)246棟(5.0%)16,275棟(22.7%)233棟(4.7%)人的被害予測(陸羽地震モデル・住居人口は、平成17年国勢調査に基づく)地震名住居人口死者数重傷者数単位:人103,654726(0.7%)356(0.3%)518(0.5%)718(0.7%)軽傷者数10,262(9.9%)13,510(13.0%)被災者数32,029(30.9%)61,745(59.6%)避難者数64,887(62.6%)84,176(81.2%)12